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『マクドナルドラジオ大学』@六本木アートナイト2019

ドイツ・フランクフルトで2017年に初演されたプロジェクトが、東日本最大店舗・マクドナルド六本木ヒルズ店にて1日限定開催!

開催概要

【5月25日(土) 20:00〜25:00】
「教授」によるライブレクチャー(ラジオ)
①20:00- メディア学
②21:00- スポーツ科学
③22:00- 建築
④23:00- メディア学
⑤24:00- 建築
★各回先着50名様限定 / 入れ替え制

【5月25日(土)25:00〜翌朝10:00】
録音音源の聴講レクチャー(MP3プレーヤー)
★過去にフランクフルト・ベルリン・東京で制作された25科目からセレクトされた13科目が聴講できます
【会場】マクドナルド 六本木ヒルズ店2F(港区六本木6-3-1)
http://www.roppongiartnight.com/2019/programs/12174

“McDonald’s Radio University” Frankfurt, 2017  ©蓮沼昌宏

『マクドナルドラジオ大学』とは?

町中のマクドナルドを大学に変える高山明/Port Bによるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国を離れることになった移民や難民で、参加者は「学生」としてマクドナルドに入店しハンバーガーやコーラとともに「教授」のレクチャーを注文して聴講することができます。初演は2017年にフランクフルト市内のマクドナルド7店舗にて、ドイツ演劇フリーシーンを牽引するムザントゥルム劇場主催のもと開催されました。アフガニスタン、シリア、ガーナ、エリトリアなどからやってきた「教授」らによるレクチャーは、自らの経験・知恵・思考が濃縮され、建築・哲学・ジャーナリズム・音楽・スポーツ科学・リスクマネジメントなどバラエティに富んでいます。
http://portb.net/archives/892


『マクドナルドラジオ大学』上演記録

2017年3月
【McDonald’s Radio University@Frankfurt】
フランクフルト市内のマクドナルド7店舗にて開催。ムーゾントゥルム劇場は、会期中『マクドナルドラジオ大学』のモデル店舗として改装された。
主催:ムーゾントゥルム劇場
http://www.mru.global/
photo: Masahiro Hasunuma
2017年8月
【遠くを近くに、近くを遠くに、感じるための幾つかのレッスン】
タンデム的な翻訳プロセスを経た日本語レクチャーを、横浜の「難民・元難民」たちによる朗読と共に、横浜の⽔辺を船でめぐる大岡川クルーズを開催。
主催:黄金町バザール2017
http://portb.net/archives/1888
2018年6月
【McDonald’s Radio University / River Tour Berlin】
ベルリン市内の川をマック船で一周するリバーツアーを開催。
劇場HAU2では、プロジェクト全体像を紹介する「マクドナルドラジオ大学・ヨーロピアン・シンクベルド」の展示インスタレーションを同時開催。
主催:HAU劇場
https://www.hebbel-am-ufer.de/en/programme/pdetail/mcdonalds-radio-university/
2018年11月
【展覧会:マクドナルドラジオ大学@Misa Shin Gallery】
マクドナルドを模したギャラリー空間で開催。東京で新たに制作したレクチャーに加えてフランクフルトとベルリンで制作された10科目の録音音源が提供された。
http://www.misashin.com/exhibitions/takayama-akira-mcdonalds-radio-university/
photo : Keizo Kioku


六本木アートナイトとは?

2009年の開始から今回で10回目を迎える六本木の街を舞台にした一夜限りのアートの餐宴。現代アート、デザイン、映像、パフォーマンスなどの多様な作品に加え、体験・参加型のプログラムを同時多発的にオールナイトで実施する。2019年のテーマは「夜の旅、昼の夢」。http://www.roppongiartnight.com/2019/programs/12174

新・東京修学旅行プロジェクト:福島編

住み慣れた街が、学びの場に。 

『東京修学旅行プロジェクト』とは、実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化するプロジェクトです。本作は、ベルトルト・ブレヒトの「教育劇(Learning Play)」の理念とツアー・パフォーマンスを「修学旅行」というフォーマットで接続した演劇作品でもあり、2020年の東京オリンピックへ向かう都市、国家、政治の祝祭的統合とは異なる学びの場をつくることを目的としています。

2018年より新たに展開している『新・東京修学旅行プロジェクト』では、国民国家からはみ出た人々を「ガイド」として東京観光ツアーを制作し、これまでに「クルド編」と「中国残留孤児編」を開催しました。三作目となる今回の「福島編」では、1964年に開催された東京オリンピックの関連施設などを、かつての東京五輪において伝説のマラソン選手であった円谷幸吉の視点と共に巡り、2020年のオリンピック開催に向けて高校生の参加者と共に思考を巡らせます。

【概要】
新・東京修学旅行プロジェクト:福島編
旅行期間:2019年3月9日(土)〜11日(月)
参加メンバー:高校生10名(福島、クルド、東京の高校生ほか)、Port Bプロジェクトメンバー

*旅程詳細はこちら→旅のしおりPDF
(集合時間など、詳細情報が記載されています)

 
DAY1:2019年3月9日(土)
■キックオフミーティング
イントロダクション、プレゼンテーションなど
時間:16:30-19:00
会場:MACE千駄ヶ谷
(渋谷区千駄ヶ谷1-13-11 チャリ千駄ヶ谷 B1)
アクセス:総武線・千駄ヶ谷駅より徒歩7分
大江戸線・国立競技場駅A3出口より徒歩5分

徒歩移動(新国立競技場周辺)

■懇親会 
時間:20:00-22:00 
会場:カンボジア料理・アンコールワット
(渋谷区代々木1-38-13)
アクセス:JR代々木駅西口より徒歩2分
 
 
DAY2:2019年3月10日(日)
DAY2予約https://schoolexcursion190310.peatix.com
■公開ワークショップ
映像上映、ディスカッションなど(予定)
時間:13:00-15:00 
ゲスト:諏訪敦彦(映画監督)

会場:原宿Chromatic Gallery
(渋谷区神宮前2-33-5)
アクセス:JR山手線原宿駅・竹下口より徒歩8分
千代田線・副都心線 明治神宮前駅 出口5より徒歩8分

 

DAY3:2019年3月11日(月)
DAY3予約http://schoolexcursion190311.peatix.com
■報告会
レクチャーパフォーマンス、ディスカッションなど(予定)
時間:16:30-18:30

■アフターパーティ
時間:18:30-20:00 

会場:SHIBAURA HOUSE(港区芝浦3-15-4)
アクセス:JR田町駅芝浦口より徒歩7分
都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩10分

 

 

『新・東京修学旅行プロジェクト:福島編』ノート

今回で3回目となる新・東京修学旅行のテーマは東京オリンピックです。なので福島編という言い方は誤解を招くかもしれません。これまでやった2回の新・東京修学旅行を紹介すると、1回目がクルド編で、テーマは関東大震災と東京大空襲でした。2回目が中国残留邦人編で、東京裁判と戦後がテーマでした。それぞれのツアーで、クルド人と中国残留孤児の方々にガイドを務めてもらい、テーマに沿った「修学旅行」を展開してきました。賛成や反対といった意見表明が目的ではありません。東京を相対化し、学びの場に変え、いつも見ている姿とは違った東京を見たいと考えています。そのためには誰の目を通して東京を見るかが大事で、異なる視点をもったガイドに導かれながら東京の歴史を辿ることで東京を問い直す、これが東京修学旅行プロジェクトの企画意図です。

東京という都市を考えたとき、①関東大震災と東京大空襲によって二度破壊され、そこから復興した都市であること、②第二次大戦後の東京裁判によって戦争は片付けられ、「戦後」がはじまったこと、この二点が重要だと考えました。そして福島編では、東京オリンピック1964を契機に戦後復興が完成し、現在の東京のベースがつくられ、さらに東京オリンピック2020によって新たな東京がつくられる、その意味を問いたいと考えています。

では東京オリンピック1964/2020をテーマにした修学旅行を誰にガイドしてもらうのがいいでしょう?誰にガイドしてもらえば東京オリンピックを別の視点から見直すことができるでしょうか?1964年の東京オリンピックは戦後復興の完成を世界にアピールするイベントになりました。2020年の東京オリンピックはひょっとすると東日本大震災からの復興を宣言する場になるかも知れません。しかし本当にそうでしょうか?東京だけが繁栄し、これまで同様の豊かさを享受することで、取り残されたり、見捨てられたり、犠牲になったりする人や場所はないのでしょうか?

東京オリンピック1964の最後の種目はマラソンでした。そこで銅メダルをとった円谷幸吉選手は一躍国民的ヒーローになりました。円谷さんは福島県須賀川市の出身で、自衛隊体育学校でトレーニングを積んでいました。忍耐強い走りが信条だったようです。その後、次のメキシコオリンピックでは金メダルをと期待されるなか、円谷さんは自ら命を絶ちました。その死は世間に衝撃を与え、残された遺書は三島由紀夫や川端康成によって絶賛されることになります。この悲劇のランナーの視点で、東京オリンピック1964/2020を、そして変わりつつある東京を、改めて見なおしたいと考えています。その意味で、今回の福島編のガイドは円谷幸吉さんであると言えるかも知れません。

修学旅行の参加者は福島の高校生がメインですが、クルド人の高校生、東京の高校生にも参加してもらい、立場や境遇の異なる高校生同士でさまざまな議論やお喋りをする、そうした対話や交流の場をつくることも『新・東京修学旅行:福島編』の大きな目的です。話しやすい状況を確保するため、ツアーのほとんどは非公開になりますが、一部を公開して彼らの体験や話し合いをシェアしてもらうことにしました。お付き合いいただけましたら幸いです。
                                                                                    高山 明


シアターコモンズ’19 関連企画

【お問い合わせ】 
東京修学旅行プロジェクト事務局 
MAIL: portb.info@gmail.com 

主催:PortB
協力:東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻
助成:川村文化芸術振興財団 ソーシャリー・エンゲイジド・アート支援助成
 
『東京修学旅行プロジェクト』アーカイヴサイト
*アーカイヴサイトでは、2017年に実施した『台湾編』『タイ編』『中国編』のツアーコース紹介に加え、プロジェクトメンバーによるコラムを掲載しています。

©TakeshiYAMAGISHI

 

展覧会 マクドナルド放送大学・東京版

『マクドナルド放送大学』は、町中のマクドナルドを大学に変えるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国 を離れることになった移民や難民で、「学生」はマクドナルドに入店しハンバーガーやコーラとともに「教授」のレクチャーを注文して聴講することができます。MISA SHIN GALLERY における『マクドナルド放送大学』では、実店舗ではなくマクドナルドを模したギャラリー空間で行われます。今回の「教授」は、難民をガイドに東京を旅する「新・東京 修学旅行中国残留孤児編」に参加する中国帰国者の方々で、彼らとともに制作した新しい講義に加え、フランクフルトとベルリンで制作された 25 科目からセレクトされた10科目の録音源が提供されます。

MISA SHIN GALLERY「マクドナルド放送大学」

新・東京修学旅行プロジェクト:クルド編

住み慣れた街が、学びの場に。

 
Port Bが2017年より展開している『東京修学旅行プロジェクト』とは、実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化するプロジェクトです。 今回新たに開催する『新・東京修学旅行プロジェクト』では『東京修学旅行プロジェクト』の発展版として、難民(申請者と不認定者を含む)を「ガイド」に東京を「修学旅行」する「クルド編」に挑戦します。

本プロジェクトは、難民問題に演劇的手法で応答することで、新しい社会参加のあり方を示し、都市を「学びの場」にすることを目的としています。参加者はこの旅行を通じて、難民の実態を知り、難民と交流し、難民の目から見た東京を体験すると同時に、言語・料理・建築物などを通じて、クルドの記憶をどう引き継ぐことができるか、また、東京の戦争体験がどう記憶されているかについても考えをめぐらすことになるでしょう。『東京修学旅行プロジェクト:クルド編』は演劇史におけるベルトルト・ブレヒトの「教育劇(Learning Play)」の理念と「修学旅行」を、難民問題を軸に結びつけ、東京を辺境や亡命地として捉える「視力」を鍛えるプロジェクトです。

【参加概要】

『新・東京修学旅行プロジェクト:クルド編』
前夜祭:2018年7月12日(木)
旅行期間:2018年7月13日(金)〜15日(日)

*旅程詳細はこちら→旅のしおりPDF
(集合時間など、旅程詳細が記載されています)

クルド編ツアーはプロジェクト・メンバーの他、一般の方もご参加頂けます。以下の詳細&予約リンクよりお申し込みください。

 
■前夜祭:7月12日(木)【詳細・予約】

会場:SCOOL
参加費:1500円(+1ドリンクオーダー制)
受付開始:15:45/18:30

16:00-18:30
– 裁判書類の朗読(出入り自由・無料)
(難民認定手続きに関する陳述書、訴状)

19:00-21:30
– 『新・東京修学旅行プロジェクト』とは?(高山明)
– クルドについてのレクチャー(西本健吾)
-『今日の風、何色?』上映(2015年制作)
– 在日クルド人への公開インタビュー 

■DAY1:7月13日(金)
・東京入国管理局(品川)
・横網町公園ツアー(両国)

■DAY2:7月14日(土) 
クルド料理教室(蕨)詳細&予約
・ワラビスタンツアー(蕨)

浅草ツアー【詳細&予約】
・瓦礫から見えてくる東京地下ガイドツアー
・レクチャーパフォーマンス(浅草公会堂)

■DAY3:7月15日(日)
・トルコ大使館訪問
・ギリシャ悲劇「嘆願する女たち」を読むWS(東京藝術大学)
・プレゼン大会&フォーラム(上野文化会館)詳細&予約

 
1訪問地または1日からの観光も楽しめます!
Twitter(@Port_B)にて最新スケジュールをお知らせしますので、ご都合に合わせて随時ご参加下さい。
予約不要
*参加費:1,500円
*参加時間に関わらず、1日の参加費となります
*その他実費がかかります<食費・交通費等 / 目安:3,000円/1日>

 

【お問い合わせ】
東京修学旅行プロジェクト事務局
【MAIL】portb.info@gmail.com

 

マクドナルド放送大学

Go to McDonald’s Radio University!
今ならハンバーガーに加えて“授業”も提供されている。

建築家セドリック・プライスの未完のプラン『ポタリーズ・シンクベルト』へのオマージュとして、ヨーロッパを横断し難民たちによる「思考帯」を創出させる試みは『ヨーロピアン・シンクベルト』と名付けられた。バルカン・ルート(難民の避難経路)上の都市に点在するマクドナルドで、「教授」たちが「授業」を提供し、欧州を『マクドナルド放送大学』で縦断的に繋ぐ試み。第一弾はフランクフルトが始点となった。

『マクドナルド放送大学』では、15人の「教授」による、15の「授業」が、フランクフルト市内のマクドナルドで展開され、カウンターで「レクチャー」を注文すれば、誰でも『マクドナルド放送大学』の講義を聴講することができる。「教授」は、アフガニスタン、シリア、ガーナ、エリトリアなどからやってきた難民で、自らの経験・知恵・思考が濃縮された「授業」は、建築・哲学・都市リサーチ・料理・音楽・スポーツ・リスク管理などバラエティに富む。本プロジェクトを仕掛けるムーゾントゥルム劇場は、期間中「マクドナルド放送大学」のモデル店舗として改装された。

 

McDonald’s Radio University

Report:難民の移動ルートを学びの場へ変容させる「道の演劇」

 

©Masahiro Hasunuma

北投ヘテロトピア

北投地区の7つの場所をめぐるバイクタクシーツアー

台湾国際映像展覧会「負地平線」出品作品。台湾・台の温泉地、(ベイトウ)にて開催された。にしか存在しない「バイクタクシー」に乗り、地区の7つの場所をめぐるツアー形式の作品。訪問地でQRコードを読み取ると、土地の歴史を知り、ありえたかもしれない物語を聴くことができる。

北投ヘテロトピア

横浜コミューン

移動と定住のあいだで、日本/語を問い直す

横浜トリエンナーレ2014参加作品。『赤い靴クロニクル』(2010年)や『東京ヘテロトピア』(2013年)における「内なるアジア」への取り組みをさらに展開させ、横浜のアジア・コミュニティのリサーチから「日本/語」を問い直す。

横浜美術館に展示されたのは、さまざまな理由で故郷を追われ、家族とともに、あるいは家族と離れ離れになって日本に辿り着いた人たちの声。いわゆるインドシナ難民の日本語である。言葉と共同体は、移動と定住のあいだでつねに揺れ動く。美しく、正しく、自然に根を張ろうとするが、同時にみずから「よそもの」となることをやめず、どこまでも「旅」を続ける。

言葉が漂流の途上で「今、ここ」にあるように、この作品は美術館にとどまりつづけることなく、会期末には黄金町に移動し、ライブ・インスタレーションへと姿を変えた。

『横浜コミューン』横浜トリエンナーレ2014

©Masahiro Hasunuma

完全避難マニュアル フランクフルト版

「あなたにとって避難とはなんですか?」

2010年にフェスティバル/トーキョーで発表された『完全避難マニュアル 東京版』が、ムーザントゥルム劇場の製作によって大規模に発展。約1か月間にわたって「上演」され、フランクフルト市周辺のライン・マイン地域に広がる複数の都市を演劇的レイヤーによって結びつけた。

観客はプロジェクトのウェブサイトを訪問し、問いに答え、地図をダウンロードして40カ所の「避難所」を訪問する。それぞれの「避難所」は4つのツアーにカテゴライズされ、Port Bのみならず、他の15組のアーティストによる提案も散りばめられている。どの避難所に、どのような順番でたどり着くかは、観客次第だ。観客は「避難者」の身振りをまとい、自らの身体を移動させながら、この「経路の演劇」のパフォーマーとなる。『完全避難マニュアル』は、参加者一人ひとりが「あなたにとって避難とはなんですか?」という問いを通過することで、見知らぬ他者と、そして自分自身と都市の中で出会う、演劇的アーキテクチャ/プラットフォームなのだ。

EVAKUIEREN 完全避難マニュアル

東京ヘテロトピア

「もう一つの東京」に出会う、旅の演劇

ガイドブックとラジオを手に、参加者は「東京の中のアジア」13カ所を自由に旅する。地図に記された場所に辿り着き、ラジオを指定の周波数に合わせると、4人の詩人・小説家(管啓次郎、小野正嗣、温又柔、木村友祐)が書き下ろした物語が聞こえてくる。物語は「Port観光リサーチセンター」のリサーチ(監修:林立騎)から生まれたものだ。物語の朗読は、多くの場合、日本語を母語としない語り手によってなされている。宗教施設、モニュメント、難民収容施設跡地、エスニックレストラン…。見慣れたはずの「トーキョー」を異国のように「旅」する中で、作品は無数の偶然を招き入れ、参加者は自分だけの出会いを重ねる。

『東京ヘテロトピア』は2020年の東京オリンピックまで拡大を続ける。さらに広島、長崎、沖縄、台南、台北、フランクフルトなど、国内外の各都市でも「ヘテロトピア」シリーズの展開が予定されている。

東京ヘテロトピア 特設サイト