「2021」カテゴリーアーカイブ

テアトロン 社会と演劇をつなぐもの

高山明による初の単著『テアトロン』刊行 
 
演劇とは客席であるーー
数々の都市プロジェクトを考案してきた高山明による初の単著がついに刊行されました。本書では、これまでPort Bが実施してきたプロジェクトの背景にあった高山独自の演劇論が展開されています。都市・演劇・プロジェクトをめぐる、世界と出会いなおすためのテアトロン考、ぜひ一冊お手元にどうぞ。
 
『テアトロン 社会と演劇をつなぐもの』
河出書房新社
268ページ|3,135円(税込)
全編書き下ろし
 
 
 
 
◆目次◆
 
第1部『Jアートコールセンター』についての演劇的考察
 
第2部「テアトロン」をめぐって
 第1章 『ザ・マン・フー(The man who…)』
 第2章 ギリシア悲劇
 第3章 ワーグナー
 第4章 ブレヒト
 第5章 『ワーグナー・プロジェクト』
 
あとがき
 
 
 
 
 
 

《帯コメント》 

 
祝祭の劇場を解体し、演劇の都市として再生する。
刮目せよ、未曾有の試みが今ここから始まる。 
ー安藤礼二(文芸評論家) 
 
 
リラックスして解体する劇場、客席、芸術。
そこに現れる「演劇ちゃん」に期待します。 
ー小池一子(クリエイティブ・ディレクター) 
 
 
高山明の演劇は急速に閉じていく都市を 再び迷いの森として開いていく為の希望だ。 
ーダースレイダー(ラッパー)
 
 
 

 
 
『テアトロン』の刊行を記念して、ネットショップ・Port Booksをオープン
 
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・『テアトロン』を著者サイン付きでお届け!(Port Books限定特典)
 
 
 

マクドナルドラジオ大学@ブリュッセル

《マクドナルドラジオ大学》は、町中のマクドナルドを大学に変えるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国を離れることになった移民や難民で、「学生」はマクドナルドに入店しハンバーガーやコーラとともに「教授」のレクチャーを注文して聴講します。「教授」らによるレクチャーは、自らの経験・知恵・思考が濃縮され、建築・哲学・ジャーナリズム・音楽・スポーツ科学・リスクマネジメントなどバラエティに富んでいます。2017年のフランクフルト市内のマクドナルド7店舗での初演をスタートに、その後もベルリン、東京・金沢・香港、と都市を移動しながら展開しています。

ブリュッセル版の《マクドナルドラジオ大学》では、イラク・シリア・ギニア・コンゴなどからブリュッセルにやってきた10人の”教授”たちと、10本のレクチャーを新しく制作しました。講義科目は化学、水泳、都市リサーチ、文化人類学など多岐にわたっています。また、教授ら本人によるライブレクチャーがフェスティバル会期中の10日間、連日19時より街の中心部にあるマクドナルド店舗前の広場にて開催されます。

特設サイト

http://www.mru.global/brussels

 

開催概要

会期|2021年5月11日[月]- 20日[日]
会場|Place de la Bourse(ブルス広場)
ライブレクチャー|連日19:00~ 参加無料
レクチャー言語:英語/フランス語/オランダ語
主催|Kunstendestivaldesarts
 
 

ライブレクチャー

連日 7pm-
5月11日​:​Chemistry (English)
5月12日:​Urban Studies (French)
5月13日​:​Gender Studies (Dutch)
5月14日:​Economy (French)
5月15日:​Cultural Studies (French)
5月16日:​Social anthropology (French)
5月17日:​Family Studies (French)
5月18日:​Cultural Anthropology (Dutch)
5月19日:​Chemistry (English)
5月20日:​Swimming (English)