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展覧会 マクドナルド放送大学・東京版

『マクドナルド放送大学』は、町中のマクドナルドを大学に変えるアートプロジェクトです。「教授」はなんらかの理由で故国 を離れることになった移民や難民で、「学生」はマクドナルドに入店しハンバーガーやコーラとともに「教授」のレクチャーを注文して聴講することができます。MISA SHIN GALLERY における『マクドナルド放送大学』では、実店舗ではなくマクドナルドを模したギャラリー空間で行われます。今回の「教授」は、難民をガイドに東京を旅する「新・東京 修学旅行中国残留孤児編」に参加する中国帰国者の方々で、彼らとともに制作した新しい講義に加え、フランクフルトとベルリンで制作された 25 科目からセレクトされた10科目の録音源が提供されます。

MISA SHIN GALLERY「マクドナルド放送大学」

新・東京修学旅行プロジェクト:中国残留孤児編

住み慣れた街が、学びの場に。

『東京修学旅行プロジェクト』とは、実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化するプロジェクトです。『東京修学旅行プロジェクト』の発展版として、2018年より新たに展開している『新・東京修学旅行プロジェクト』では、国民国家からはみ出した人々=難民(申請者と不認定者含む)を「ガイド」に東京観光ツアーをつくっています。7月に実施した「クルド編」に引き続き、11月は「中国残留孤児編」を開催します。 
  
【参加概要】 
『新・東京修学旅行プロジェクト:中国残留孤児編』 
旅行期間:2018年11月24日(土)〜25日(日)

*旅程詳細はこちら→旅のしおりPDF

中国残留孤児編ツアーはプロジェクト・メンバーの他、一般の方もご参加頂けます。お申し込みは、以下の詳細&予約よりお願い致します。

前夜祭:11月23日(祝・金)
19:00- レクチャー:
汪楠(​中国残留孤児2世​・怒羅権創設メンバー
会場:MISA SHIN GALLERY 
参加費:無料

DAY1:11月24日(土)
・レクチャー「中国帰国者が何故生まれたのか?」(市ヶ谷)
・レクチャー「悪をもって善を生むなら悪も善なるか」(市ヶ谷)
・靖国ツアー(九段下)
・レクチャー「私と平家物語」(神田神保町)
【詳細&予約】

DAY1夜の部:11月24日(土)
・池袋ツアー
・映画鑑賞会(池袋)
【詳細&予約】

DAY2:11月25日(日)
・ガイドウォーク(池袋)
・荒地詩集ワークショップ(池袋)
・掃除ワークショップ(池袋)
・トーク&羽根つき餃子(蒲田)
【詳細&予約】

  

【お問い合わせ】 
東京修学旅行プロジェクト事務局 
MAIL: portb.info@gmail.com

 

『東京修学旅行プロジェクト』アーカイヴサイト
*アーカイヴサイトでは、2017年に実施した『台湾編』『タイ編』『中国編』のツアーコース紹介に加え、プロジェクトメンバーによるコラムを掲載しています。

©TakeshiYAMAGISHI  

 

マクドナルド放送大学 ベルリン版

『マクドナルド放送大学』RIVER TOUR BERLIN
2017年にドイツ・フランクフルドで上演した「マクドナルド放送大学」が3日間限定のリバーツアーとなりました。

「マクドナルド放送大学」ベルリン版は、ベルリン市内を4時間ほどかけて船で一周するRIVER TOURです。アフガニスタン、カメルーン、パレスチナ、シリア、スーダンなどからベルリンに辿り着いた10人の難民が教授となり、マック船に改造された船上で、ライブ授業を行います。

また、ベルリンの劇場HAU2では、プロジェクト全体を紹介する「マクドナルド放送大学 / ヨーロピアン・シンクベルド」のインスタレーションをRIVER TOURと同時開催。HAU2の展示空間は”McCafe”となり、バーカウンターでMP3プレーヤーをゲットすれば、コーヒーを飲みながらフランクフルト版の15のアーカイブ授業を聞くことができます。

【McDonald’s Radio University River Tour Berlin】
2018年6月21日(木)〜23日(土)
https://bit.ly/2t6mTr4

6月21日(木)RIVER TOUR 1
17:00 Hallesches Tor 
18:00 Salzufer 
19:30 Weidendamm 
21:00 Mercedes Benz Arena 
22:00 Hallesches Tor

6月22日(金)RIVER TOUR 2
17:00 Hallesches Tor 
18:00 Salzufer 
19:30 Weidendamm 
21:00 Mercedes Benz Arena 
22:00 Hallesches Tor

6月23日(土)RIVER TOUR 3
11:00 Hallesches Tor 
12:00 Salzufer
13:30 Weidendamm 
15:00 Mercedes Benz Arena
16:00 Hallesches Tor

6月24日(日)RIVER TOUR 4
17:00 Hallesches Tor 
18:00 Salzufer 
19:30 Weidendamm 
21:00 Mercedes Benz Arena 
22:00 Hallesches Tor

【MRU exhibition】@HAU2 / Hebbel am Ufer
6月21日(木)18:00 – 22:00
6月22日(金)12:00 – 22:00
6月23日(土)12:00 – 22:00

主催:HAU Hebbel am Ufer
A project by the Alliance of International Production Houses
Claiming Common Spaces – Art and Urban Practice
https://bit.ly/2t6mTr4

新・東京修学旅行プロジェクト:クルド編

住み慣れた街が、学びの場に。

 
Port Bが2017年より展開している『東京修学旅行プロジェクト』とは、実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化するプロジェクトです。 今回新たに開催する『新・東京修学旅行プロジェクト』では『東京修学旅行プロジェクト』の発展版として、難民(申請者と不認定者を含む)を「ガイド」に東京を「修学旅行」する「クルド編」に挑戦します。

本プロジェクトは、難民問題に演劇的手法で応答することで、新しい社会参加のあり方を示し、都市を「学びの場」にすることを目的としています。参加者はこの旅行を通じて、難民の実態を知り、難民と交流し、難民の目から見た東京を体験すると同時に、言語・料理・建築物などを通じて、クルドの記憶をどう引き継ぐことができるか、また、東京の戦争体験がどう記憶されているかについても考えをめぐらすことになるでしょう。『東京修学旅行プロジェクト:クルド編』は演劇史におけるベルトルト・ブレヒトの「教育劇(Learning Play)」の理念と「修学旅行」を、難民問題を軸に結びつけ、東京を辺境や亡命地として捉える「視力」を鍛えるプロジェクトです。

【参加概要】

『新・東京修学旅行プロジェクト:クルド編』
前夜祭:2018年7月12日(木)
旅行期間:2018年7月13日(金)〜15日(日)

*旅程詳細はこちら→旅のしおりPDF
(集合時間など、旅程詳細が記載されています)

クルド編ツアーはプロジェクト・メンバーの他、一般の方もご参加頂けます。以下の詳細&予約リンクよりお申し込みください。

 
■前夜祭:7月12日(木)【詳細・予約】

会場:SCOOL
参加費:1500円(+1ドリンクオーダー制)
受付開始:15:45/18:30

16:00-18:30
– 裁判書類の朗読(出入り自由・無料)
(難民認定手続きに関する陳述書、訴状)

19:00-21:30
– 『新・東京修学旅行プロジェクト』とは?(高山明)
– クルドについてのレクチャー(西本健吾)
-『今日の風、何色?』上映(2015年制作)
– 在日クルド人への公開インタビュー 

■DAY1:7月13日(金)
・東京入国管理局(品川)
・横網町公園ツアー(両国)

■DAY2:7月14日(土) 
クルド料理教室(蕨)詳細&予約
・ワラビスタンツアー(蕨)

浅草ツアー【詳細&予約】
・瓦礫から見えてくる東京地下ガイドツアー
・レクチャーパフォーマンス(浅草公会堂)

■DAY3:7月15日(日)
・トルコ大使館訪問
・ギリシャ悲劇「嘆願する女たち」を読むWS(東京藝術大学)
・プレゼン大会&フォーラム(上野文化会館)詳細&予約

 
1訪問地または1日からの観光も楽しめます!
Twitter(@Port_B)にて最新スケジュールをお知らせしますので、ご都合に合わせて随時ご参加下さい。
予約不要
*参加費:1,500円
*参加時間に関わらず、1日の参加費となります
*その他実費がかかります<食費・交通費等 / 目安:3,000円/1日>

 

【お問い合わせ】
東京修学旅行プロジェクト事務局
【MAIL】portb.info@gmail.com

 

東京修学旅行プロジェクト:中国編

[:ja]

▶︎▶︎東京修学旅行プロジェクト・特設サイト
第三弾 中国編 2017年12月21日(木)〜23日(土・祝) 
住み慣れた街が、学びの場に。
高山明 / Port Bとともに、2泊3日の「修学旅行」に参加してみませんか?

『東京修学旅行プロジェクト:タイ編』(2017.11) ©蓮沼昌宏

アジア諸国から東京に修学旅行に来る中高生は、私たちの思いもよらない場所を訪ねています。例えばインドネシアの修学旅行生は日本最大のモスク、東京ジャーミィを必ず訪問するといいます。しかし私たちの多くにとって東京ジャーミィはマイナーな場所でしかありません。実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化する。私たちが「修学旅行生」の”振り”をして東京を体験しなおすことで、アジア各国から眼差された複数の東京を知り、東京に刻まれた各国の歴史や文化を学び、食や娯楽を楽しみ、東京に暮らすアジアの人たちの営みに触れる。

今回は、中国からの修学旅行生が実際に訪れた/訪れるかもしれない東京を、3日間のPort Bオリジナルツアープランでめぐります。

『東京修学旅行プロジェクト』は、修学旅行の枠組みを用いて「ブレヒト教育劇」の現代版に挑む演劇プロジェクトという性格を持っています。演劇といっても舞台があるわけでも俳優がいるわけでもありません。①プランをつくり(リサーチ&ツアー制作)、②ツアーを上演し(ツアー実現&参加)、③ツアーを考える(批評&ドキュメント制作)という3点セットを、すべて参加者自らが行います。つまり俳優でもあり、観客でもある参加者が制作の全プロセスを体験し、演劇を通して社会や私たち自身について考える。この態度はベルトルト・ブレヒトの「教育劇(learning play)」の理念を引き継いだものです。

『東京修学旅行プロジェクト』のもう一つの性格は、Port Bが国内外の様々な都市で展開してきたツアー・パフォーマンスを発展させたものであるということです。参加者は「ありうるかもしれない修学旅行のプラン」を「修学旅行生」の”振り”をして体験することになりますが、この”振り”を「演技」と捉える視点はツアー・パフォーマンスに通じるものです。住み慣れた街も修学旅行生の”振り”をして見ると、別の景色が見えてきます。「演技」が世界と出会いなおすことを可能にするわけです。

「森のなかで道に迷うように都市のなかで道に迷うには、修練を要する。」と言ったのはヴァルター・ベンヤミンですが、住み慣れた街で「道に迷い」、都市と新たに出会いなおすのはなかなか大変なことです。『東京修学旅行プロジェクト』は、誰もが知っている修学旅行というフォーマットを利用し、ブレヒト教育劇とツアー・パフォーマンスに接続することで、都市を学びの場に変容させるプロジェクトです。慣れ親しんだ東京で迷い、揺さぶられ、もう一つの東京のヴィジョンを活性化させる。そんな旅に、一緒に出かけてみませんか?

【開催概要】
『東京修学旅行プロジェクト:中国編』
旅行期間:2017年12月21日(木)〜23日(祝・土)
*詳細はこちら「旅のしおりPDF」
(集合時間など、旅程詳細が記載されています)

■DAY1
レクチャー「ブレヒト教育劇について」
神保町ツアー

DAY2
レクチャー「竹内好と革命——魯迅文学を通じたアジアへのまなざし」
展示観覧「周恩来の見た/から見るYASUKUNI」
池袋ツアー

DAY3
芝園団地ツアー
芝園団地ラウンドトーク
プレゼンテーション「芝園団地コミュニティカレッジ計画」

 
【参加概要】
PortBメンバー、クリエーション参加者の他、一般の方も以下の概要でご参加頂けます。Twitter(@Port_B)にて随時最新スケジュールをお知らせしますので、ご都合に合わせて随時ご参加下さい。1訪問地または1日からの観光が楽しめます!

予約不要
参加費:1,500円
*参加時間に関わらず、1日の参加費となります
*1日全行程ご参加の場合は、全日約6〜7時間程度(夕食時間を除く)の行程となります
*その他実費がかかります
<現地清算:食費・交通費等 / 総予算目安:3,000円/1日>

【お問い合わせ】
東京修学旅行プロジェクト事務局
【MAIL】portb.info@gmail.com (担当:戸田・田中)
【TEL】080-7954-1155

主催:PortB
共同製作:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
協力:シアターコモンズ・ラボ(NPO法人芸術公社)

 

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東京修学旅行プロジェクト:タイ編

[:ja]

▶︎▶︎東京修学旅行プロジェクト・特設サイト

第二弾 タイ編 2017年11月23日(木・祝)〜25日(土)
住み慣れた街が、学びの場に。
高山明 / Port Bとともに、3日間の「修学旅行」に参加してみませんか?

 

写真:東京修学旅行プロジェクト:第一弾「台湾編」(2017.3)

 

アジア諸国から東京に修学旅行に来る中高生は、私たちの思いもよらない場所を訪ねています。例えばインドネシアの修学旅行生は日本最大のモスク、東京ジャーミィを必ず訪問するといいます。しかし私たちの多くにとって東京ジャーミィはマイナーな場所でしかありません。実在する修学旅行をベースに、ありうるかも知れない訪問地をコースに加え、国ごとに東京観光ツアーをつくってシリーズ化する。私たちが「修学旅行生」の”振り”をして東京を体験しなおすことで、アジア各国から眼差された複数の東京を知り、東京に刻まれた各国の歴史や文化を学び、食や娯楽を楽しみ、東京に暮らすアジアの人たちの営みに触れる。

今回は、タイからの修学旅行生が実際に訪れた/訪れるかもしれない東京を、3日間のPort Bオリジナルツアープランでめぐります。

『東京修学旅行プロジェクト』は、修学旅行の枠組みを用いて「ブレヒト教育劇」の現代版に挑む演劇プロジェクトという性格を持っています。演劇といっても舞台があるわけでも俳優がいるわけでもありません。①プランをつくり(リサーチ&ツアー制作)、②ツアーを上演し(ツアー実現&参加)、③ツアーを考える(批評&ドキュメント制作)という3点セットを、すべて参加者自らが行います。つまり俳優でもあり、観客でもある参加者が制作の全プロセスを体験し、演劇を通して社会や私たち自身について考える。この態度はベルトルト・ブレヒトの「教育劇(learning play)」の理念を引き継いだものです。

『東京修学旅行プロジェクト』のもう一つの性格は、Port Bが国内外の様々な都市で展開してきたツアー・パフォーマンスを発展させたものであるということです。参加者は「ありうるかもしれない修学旅行のプラン」を「修学旅行生」の”振り”をして体験することになりますが、この”振り”を「演技」と捉える視点はツアー・パフォーマンスに通じるものです。住み慣れた街も修学旅行生の”振り”をして見ると、別の景色が見えてきます。「演技」が世界と出会いなおすことを可能にするわけです。

「森のなかで道に迷うように都市のなかで道に迷うには、修練を要する。」と言ったのはヴァルター・ベンヤミンですが、住み慣れた街で「道に迷い」、都市と新たに出会いなおすのはなかなか大変なことです。『東京修学旅行プロジェクト』は、誰もが知っている修学旅行というフォーマットを利用し、ブレヒト教育劇とツアー・パフォーマンスに接続することで、都市を学びの場に変容させるプロジェクトです。慣れ親しんだ東京で迷い、揺さぶられ、もう一つの東京のヴィジョンを活性化させる。そんな旅に、一緒に出かけてみませんか?

 

【開催概要】
『東京修学旅行プロジェクト:タイ編』
旅行期間:2017年11月23日(祝・木)〜25日(土)
旅行エリア:錦糸町・小岩など
詳細はこちら「旅のしおりPDF」

■DAY1
スペシャルトーク / P ​LECTURE / P TOUR / P PARTY / タイ古式マッサージ
★ スペシャルトーク・ゲスト
國分功一郎(哲学者)、横山義志(SPAC-静岡県舞台芸術センター 文芸部)
★ P​レクチャー・ゲスト
津村文彦(『東北タイにおける精霊と呪術師の人類学』著者)

★ Pツアー
墨田区京島〜錦糸公園付近

■DAY2
泰緬鉄道ガイド / ムエタイ/ イサーン音楽 / タイ古式マッサージ
★泰緬鉄道ガイド @靖国神社
★ ムエタイ体験 @ ウィラサクレック・ムエタイ本部ジム
★レクチャー&DJ:
soi48(イサーン音楽DJユニット・宇都木景一&高木紳介

■DAY3
瞑想 / P ​LECTURE / P​​ READING / P PRACTICE / P PARTY / タイ古式マッサージ 
★瞑想体験 @ タンマガーイ寺院東京本院
★朗読 木村友祐(小説家)
★P PRACTICE: 
ダースレイダー(ヒップホップ・ミュージシャン)
GOMESS(フリースタイル・ラッパー)
木村友祐(小説家)
ワーグナー・クルー

 

【参加概要】
PortBメンバー、クリエーション参加者の他、一般の方も以下の概要でご参加頂けます。Twitter(@Port_B)にて随時最新スケジュールをお知らせしますので、ご都合に合わせて随時ご参加下さい。1訪問地または1日からの観光が楽しめます!

予約不要
参加費:1,500円
*参加時間に関わらず、1日の参加費となります
*1日全行程ご参加の場合は、全日約6〜7時間程度(夕食時間を除く)の行程となります
*その他実費がかかります<現地清算:食費・交通費等 / 総予算目安:3,000円/1日>

【お問い合わせ】
東京修学旅行プロジェクト事務局
【MAIL】portb.info@gmail.com (担当:戸田・田中)
【TEL】080-7954-1155

<Port Bによる『東京修学旅行プロジェクト』では、国別に東京観光ツアー(台湾、タイ、中国)を創作し、シリーズ化しています。2017年12月21日(木)〜23日(土・祝)には中国編を開催!>

 

主催:PortB
共同製作:ゲーテ・インスティトゥート 東京ドイツ文化センター
協力:シアターコモンズ・ラボ(NPO法人芸術公社)

 

 

 

 [:]

ワーグナー・プロジェクト

[:ja]劇場がストリートになる9日間、歌・芸術・祝祭とは何かを問う。
日々生成変化する「お祭り広場」で繰り広げられる、
6時間 x 9日間=54時間の連続上演 !

yokohama.wagnerproject.jp


KAAT × 高山明 / Port B『ワーグナー・プロジェクト』
―「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―
2017年10月20日(金)~28日(土)
KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
全9日間、各日15:00-21:00(時間内出入り自由)

 
↓↓TIME TABLE  PDF CLICK!!↓↓ wagner project time table


HIPHOP x WAGNER = ???

『ワーグナー・プロジェクト』とは?

現実の都市空間でツアーパフォーマンスなどのプロジェクトを展開してきた高山明/Port Bが、約8年ぶりに劇場帰還を果たし挑むのは、楽劇王ワーグナー。芸術や都市の祝祭を更新しようとした歌合戦オペラ「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の「上演」に挑戦します。“ファシズム的な集中と求心の手法を確立した総合芸術家”と捉えられているワーグナーですが、ストリートを舞台にした「ニュルンベルクのマイスタージンガー」では、親方歌手=マスター・シンガーたちによる歌合戦が繰り広げられ、⺠衆による新たな歌や芸術が生まれる過程が描かれています。
本プロジェクトでは、⺠衆芸術として描かれた “歌合戦”を、現実のストリートで繰り広げられているラップに接続、劇場を現代の「歌い手」たちに解放し、歌・芸術・祝祭とは何かを問います。

ストリート化された劇場 は、初日に開催される「ワーグナー・クルー」公開オーディションを皮切りに、言葉が飛び交うサイファー空間となり、連日のスペシャルゲストライブ、グラフィティ、レクチャー、ワークショップ、MC バトルなどが同時多発的に展開します。これらはすべて鑑賞・参加自由。劇場への入退場も自由です。通常の舞台と客席にかえて、グラフィティ工房や DJ ブース、映像アーカイブ、ラジオスタジオ、プレスセンターなどが組み込まれた「お祭り広場」が構築され、巨大なインスタレー ションを歩きまわる感覚でお楽しみ頂けます。かつてないワーグナーの「上演」にご期待ください!

yokohama.wagnerproject.jp
http://www.kaat.jp/d/wagner_p

 

 

▶︎▶︎▶︎PROGRAM

TIME TABLE(随時更新中) → http://bit.ly/2ydJmXd
※プログラムは予告なく変更する場合があります

DAY1:10 月 20 日(金)
15:00 – 15:10 イントロダクション:高山明(演出家)
15:10 – 17:00 公開収録インタビュー:磯崎新(建築家)
17:00 – 21:00 「ワーグナー・クルー」公開選抜オーディション

DAY2:10 月 21 日(土)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:高山明
15:30 – 17:00 WORKSHOP:《詩の書き方ーあなた自身で規則を立てて、それに従うのです》山田亮太(詩人)
17:00 – 18:30 LECTURE:《HIPHOP実践編》Kダブシャイン(ヒップホップMC)、荏開津広(執筆/DJ)
18:30 – 20:00 LIVE:K DUB SHINE(ヒップホップMC)

★BROADCAST:荏開津広(収録

DAY3:10 月 22 日(日)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:小林恵吾
15:30 – 17:00 WORKSHOP:《ビートのしくみ》吉田雅史(ビートメイカー/批評家)
17:00 – 18:30 WORKSHOP:《短歌をつくる①》⻫藤斎藤(歌人)
18:30 – 21:00 CYPER:みなとみらいサイファー

★BROADCAST:荏開津広(パナガイド配信)小林恵吾(収録)

DAY4:10 月 23 日(月)
15:30 – 17:00 LECTURE:《HIPHOP理論編》荏開津広(執筆/DJ)
17:00 – 18:30 WORKSHOP:《聞く身体/ことばの置き場所を考える》瀬尾夏美(画家・作家) 
18:30 – 21:00 LIVE&OPEN MIC&CYPHER :with Nillnico

★BROADCAST:荏開津広・小林恵吾(パナガイド配信)

DAY5:10 月 24 日(火)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:田中沙季
15:30 – 17:00 WORKSHOP:ダースレイダー《言葉のグルーヴ》 
17:00 – 18:30 WORKSHOP:山下陽光《バイトやめる学校》
19:00 LIVE ベーソンズ
20:00 MC BATTLE with ベーソンズ

★BROADCAST:荏開津広・小林恵吾(パナガイド配信)高山明(収録)

DAY6:10 月 25 日(水)
15:00 – 15:30 STAGETOUR:田中沙季
15:30 – 17:00 WORKSHOP:《パフォーマンスと言葉》高山明
15:30 – SYMPOSIUM:荏開津広・斉藤斎藤・佐藤雄一・管啓次郎(BROADCAST)
17:00 WORKSHOP:《無言ライティング》管啓次郎(比較文学者・詩人)
19:00 LIVE:柴田聡子(ミュージシャン)
20:00《Graffiti by snipe1》Open mic & Cypher

★BROADCAST:荏開津広・小林恵吾・高山明(パナガイド配信)田中沙季(収録)

DAY7:10 月 26 日(木)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:田中沙季
15:30 – 17:00 WORKSHOP:《音としての言葉》 GOMESS(フリースタイルラッパー) 
17:00 – 18:30 LECTURE:《短歌をつくる2》斉藤斎藤(歌人)
19:00 LIVE:GOMESS(フリースタイルラッパー) 
20:00《Graffiti by Snipe1 》/ Cyper & Open mic 

★BROADCAST:荏開津広・小林恵吾・高山明・田中沙季(パナガイド配信)桂英史(収録)

AY8:10 月 27 日(金)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:和田信太郎
15:30 – 17:00 みなとみらいサイファー & 授業
17:00 – 18:30 MCバトル練習会:ゆうまーるBP
19:00 LIVE:サイプレス上野とロベルト吉野(ヒップホップグループ) 
20:00  MC BATTLE with ダースレイダー

★BROADCAST:荏開津広・小林恵吾・高山明・田中沙季・桂英史(パナガイド配信)

DAY9:10 月 28 日(土)
15:00 – 15:30 STAGE TOUR:snipe1
15:30 – 16:30 WORKSHOP:DJ OASIS
16:30 – 17:30 BROADCAST:田中沙季
17:30 – 18:00 WAGNER CREW 発表リハーサル
18:00 – 18:30 LIVE:K DUB SHINE(ヒップホップMC)
18:30 – 20:00 WAGNER CREW SHOW
20:00 – PARTY

20:30 – GRAFFITI:snipe1

ACT:BCC№
 

★BROADCAST(パナガイド配信):
1ch 荏開津広「初期のヒップホップについて」
2ch 小林恵吾「セットデザインに至る経緯」
3ch シンポジウム(荏開津広、斉藤斎藤、佐藤雄一、管啓次郎)
5ch 桂英史「パーティの芸術哲学」
6ch 田中沙季「サイファーと中動態」(収録)

★FOOD:
タイ料理PEE、アリババケバブ

★DJ:
DJ TOSSY、DJ OASIS

 

 

 

 

▶︎▶︎▶︎TICKET

▶︎9days フリーパス(前売のみ)
一般  10,000円
 U22   3,000円  
9日間入退場自由!
すべてのイベントが楽しめる、特典つきのプレミアム・パス!

※特典①「ワーグナー・プロジェクト」オリジナルトートバック&ステッカー
※特典②「ワーグナー・プロジェクト」レクチャーシリーズ・ドキュメント

▶︎3days フリーパス(前売のみ)
一般 5,000円
※特典「ワーグナー・プロジェクト」オリジナルステッカー

▶︎1day パス(前売のみ、公演日指定)
一般 2,500円
U22 1,000円

▶︎当日券 一般   3,000円
▶︎当日券 U22    1,500円

※U22チケットは公演当日22歳以下の方がご購入いただけるチケットです。
 入場時に年齢のわかる証明書をご提示いただきます。
※出演者は公演期間中のタイムテーブルに応じて出演します。
※小学生以上はチケットをお買い求めのうえご入場ください。
 未就学児は保護者ご同伴でご入場ください。
※会場には階段など危険なところもございます。
 混雑時にはお客さま同士で譲り合ってお楽しみください。

※特典類はご来場時に会場受付にてお渡しいたします。

【チケット取扱】
チケットかながわ| http://www.kaat.jp/ 0570-015-415
窓口|KAAT神奈川芸術劇場2F(10:00-18:00)
チケットぴあ| http://pia.jp/t/kaat/(PC・携帯)0570-02-9999
9 days フリーパス:786-729
3 days フリーパス:786-730
1 day パス:482-007

【お問合せ】 
チケットかながわ 0570-015-415(10:00-18:00)

 

 

▶︎▶︎▶︎開催概要

KAAT×高山明/Port B『ワーグナー・プロジェクト』
—「ニュルンベルクのマイスタージンガー」―
構成・演出:高山明/Port B 

会期:10月20日(金)-28日(土) 各日15時~21時(入退場自由)
会場:KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

出演:ワーグナー・クルー(初日のオーディションにて決定)
講師:桂英史 / KダブシャインGOMESS / 斉藤斎藤 
サイプレス上野とロベルト吉野 / 柴田聡子 / 管啓次郎 / 瀬尾夏美  
ダースレイダー/ NillNico / ベーソンズ / 山下陽光山田亮太 /  吉田雅史 (五十音順)
特別出演:磯崎新 

音楽監督:荏開津広
空間構成:小林恵吾
グラフィティ:snipe1

企画・製作:Port B、KAAT神奈川芸術劇場
主催:KAAT神奈川芸術劇場

Artist Profile:
高山明(Akira Takayama)
1969年生まれ。2002年、PortB(ポルト・ビー)を結成。実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。近年では、美術、観光、文学、建築、都市リサーチといった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想・思考によって様々なジャンルでの可能性の開拓に取り組んでいる。主な作品に2017年『マクドナルド放送大学』(ドイツ/フランクフルト)、2016年『北投ヘテロトピア』(台湾/台北)、2014年『完全避難マニュアル・ラインマイン版』(ドイツ/ラインマイン地域)、2014年『横浜コミューン』(日本/横浜)、2013年『東京ヘテロトピア』(東京/日本)、2011年『国民投票プロジェクト』(日本/東京、福島ほか)など多数。2016年より東京藝術大学大学院映像研究科准教授。

 

 

 

▶︎▶︎▶︎ワーグナー・クルー」
選抜オーディション開催!
合格者は9日間のストリートの学校でスキルを磨き、
最終日のライブに出演します

9日間のラップの「学校」に参加してみませんか!?

▶︎wagner公募チラシ

「ワーグナー・クルー」選抜オーディション(一般公開)
上演初日に公開オーディションを開催し、その場で選抜クルーを決定します。
日時:2017年10月20日(金)17時-21時(TBA)
会場:KAAT神奈川芸術劇場
審査員:荏開津広、Kダブシャイン、GOMESS、斉藤斎藤、瀬尾夏美、ダースレイダー、高山明、田中沙季、山田亮太

▶︎特典
1次審査に通過すると… 9days フリーパス贈呈​!
ワーグナー・クルーになると…
すべてのイベントおよび最終日のライブに出演!
会期中の出演料あり!!​(必要に応じて宿泊も相談可)

▶︎こんな方を募集します
・詩やラップのスキルを磨きたい
・とにかく仲間を見つけたい
・あたらしい可能性にチャレンジしたい
※オーディションへの参加は無料です。

▶︎ワーグナー・クルーとは?
9日間のストリートの「学校」で、第一線で活躍するラッパー・DJ・詩人・建築家・アーティスト・グラフィティライターなどが展開するワークショップ・レクチャー・ライブを体験し、自身のスキルを磨きます。

▶︎SCHEDULE
10月16日(月)一次審査結果通知
10月20日(金)選抜オーディション
10月21日(土)~28日(土)各日15:00-21:00
ワークショップ / MCバトルなど様々なプログラムに参加
全日参加が望ましい(応相談)

▶︎HOW TO ENTRY
エントリー・フォームよりお申込みください。

 

 

 

Staff Profile:
音楽監督:荏開津広(Hiroshi Egaitsu)
執筆/DJ/京都精華大学、立教大学非常勤講師。ポンピドゥー・センター発の映像祭オールピスト京都プログラム・ディレクター。90年代初頭より東京の黎明期のクラブ、P.PICASSO、ZOO、MIX、YELLOW、INKSTICKなどでレジデントDJを、以後主にストリートカルチャーの領域において国内外で活動。著書に『人々の音楽について』(EDITION OKFRED、2010年)、共訳書に『サウンド・アート』(フィルムアート社、2010年)。主なキュレーションに『サイドコア 身体/媒体/グラフィティ』(2013年)、プログラム・ディレクションに『ポンピドゥー・センター公式映像祭 オールピスト東京』(2014年)など。


空間構成:小林恵吾(Keigo Kobayashi)
1978年生まれ。2002年早稲田大学理工学部建築学科卒業、2005年ハーバード大学大学院デザイン学部修士課程修了後、2012年までOMA-AMOロッテルダム事務所に勤務。主に中近東諸国や北アフリカ地域にて建築や都市計画プロジェクトやリサーチの担当を務めた。主なプロジェクトに「ロスチャイルド銀行本社ビル」「カタール財団本社ビル」「カタール国立図書館」など。2012年より早稲田大学創造理工学部建築学科助教。2016年より同大学准教授。NPO法人「PLAT」役員のほか、設計事務所NoRA共同主宰。主な作品に「2014年ヴェネチア建築ビエンナーレ日本館展示計画」、「エネマネハウス2015ワセダライブハウス」など。

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